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2008
07,Jan
Mon 23:11

小説「太陽の塔」読了

全理系男子大学生におくる小説。大学院生ならなお良し。

年末年始は猛烈な寒波到来と知っていたのでかなり本を買いこみました。そのうちの一つ。
本屋で「ファンタジーノベル大賞受賞」と堂々銘打ってあったので深く考えずに買ってしまいました。
ファンタジー系って指輪物語とかメガネ魔法使い少年系なのかと思ってましたが、ファンタジーはファンタジーでもタチの悪い方のファンタジーだったんですね。


主人公(ちなみに大学生)はいきなり元カノ(水尾さん)を追い回してます。それを「水尾さん研究」と題して。
そして随所に現れる名言の数々

「我々の日常の90パーセントは、頭の中で起こっている」
「みんなが不幸になれば、僕は相対的に幸せになる」

などなど。
読み始めは、ずっとこの文体なのかとチョット参ったなぁと思っていたのですが、読んでいくうちにこれがこの内容に非常にしっくりくることに納得してしまいました。
頭がイイけどどこか違った向きのベクトルを持った彼らが迫り来るクリスマスに向けて様々な珍事を起こします。
おかげで TULLY'S COFFEE で読んでいて何度もコーヒーを吹き出しそうになりました。
理系大学生の生態をよく表しているのですが、著者がそうだったんですね。なるほど納得です。


"太陽の塔 (新潮文庫)" (森見 登美彦)

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